

第8回 ファンミーティング 開催レポート
このたび、自社工場の一つであるチヨダシューズ(株)新潟工場(新潟県加茂市)にて、
第8回 ファンミーティングを開催いたしました。
2回目となる工場開催のテーマは、前回同様
“『量産』の一言では言い表しきれない職人の手と技” 。
多数ご応募いただいた会員様の中から抽選で、
15名のファンのみなさまにお越しいただき、
実際に靴づくりを見学、体験していただくことができました。
こちらでは当日の様子をご紹介いたします。
PROGRAM
FACTORY

実際の工場見学では、製造部門及び現役の職人が直接製造工程に沿って靴づくりを説明いたしました。 普段は触れることのできない製造過程中の靴やパーツに触れていただき、それぞれのパーツがだんだんと靴の形になっていく様子や、各作業に職人の経験と技術が込められていることを、間近で感じていただけたのではないでしょうか。
バフ掛けは、高速で回転するブラシにワックスをなじませ、独特な形状の”靴”に対してブラシを当てていく難しい作業です。
慣れない持ち方、動かし方で靴を磨く姿は真剣そのもので、次第にコツをつかんでいく様子もうかがえました。
持参していただいた靴をみなさま上手に磨いており、いつもよりピカピカに磨かれた靴を見て嬉しそうな姿が印象的でした。
HANDS-ON

FREE TALK

これからもみなさまに愛される価値ある商品やサービス、体験を提供できるよう、改めて気を引き締め直し、
FACTORY TOUR


靴の甲革に必要な材料を裁断する工程です。一枚の革でも部位によって違いがあり、革の繊維方向によっても強さが違ってきます。革の特性を考慮してできるだけ無駄を出さないよう慎重に裁断していきます。





裁断されたパーツを縫い合わせ、甲革(アッパー)に組み立てる工程です。
革と革をつなぎ合わせる前には、革の端を漉(す)く加工を行うことで、重ねた部分に余分な厚みが出ないよう工夫を行っています。
また、靴ひもを通すハトメを付けたり、ウイングチップのように穴飾りがついたデザインはこの時点で穴あけも行います。





甲革を靴の型となる木型に沿わせて形づけする作業を釣り込みと言います。
革のクセを見ながら木型にぴったりと沿わせるには職人の熟練の技術が必要です。その後、底材と甲革を製法によって縫い合わせたり圧着することで、完成に近づいていきます。





底材を付け終わった靴から木型を抜き取ります。
仕上げには、ワックスを含んだバフで磨き上げることで表面に自然な光沢感が生まれます。
また、つま先にかけて色が濃くなっている靴やムラ感のある靴は、スプレー仕上げやアンティーク仕上げなど、一足一足職人が仕上げをしていきます。
記載した内容以外にも、様々な工程を経て一足の靴が出来上がります。



HIGHLIGHT
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SPECIAL MOVIE
Thanks for coming !!
ファンミーティングを通して毎回思うこと。
それは、みなさまが当社のファンであることと同様に、
私たちもみなさまのファンでありたいということです。
足元から寄り添い、みなさまが素敵な人生を歩めるよう、
私たちはこれからも良いものづくりに励んでまいります。
それでは、また次回のファンミーティングで
お会いしましょう!