皆さまにおかれましては、平素は格別のご支援をたまわり厚くお礼申し上げます。
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善し、景気は緩やかな回復傾向にありますが、継続的な消費者物価上昇による消費マインドの低下に加え、米国の通商政策や地政学リスクの高まりにより、先行きは不透明な状況が続いております。
靴業界におきましても、業界全体がシュリンクしており、ファッションやワークスタイルの多様化等により、特にビジネスユースの革靴は需要が縮小傾向にあり、加えて消費者物価上昇による節約志向の継続等により厳しい経営環境が続いております。
当中間期の業績につきましては、付加価値の高いスニーカーやON・OFF兼用の「ライフスタイルカテゴリー」商品は堅調に推移しているものの、当社の主力である中価格帯のビジネスシューズは当中間期を通して市況の改善が見られず、目標数値を下回る結果となりました。このような環境のなか、当社グループは、市場ニーズの変化に迅速に対応するため、商品開発力と販売戦略の強化が急務となっております。
本年9月には「REGAL」のリブランディング後、初となる新たなコンセプトストアとして「REGAL ヤエチカ」ほか札幌、大阪梅田に計3店舗をリニューアルオープンし、併せてブランド編集型の新業態店舗として「R+PLUS (アールプラス)REGAL CORPORATION」をけやきウォーク前橋に新規展開いたしました。多様化する現代のライフスタイルに、商品やサービスを通してお客さまに寄り添い、日々の生活に心地よさを提供できるような空間と多様なアイテムを提案してまいります。
将来にわたって変化に対応し、事業の発展をとおして持続可能な社会の実現に貢献し、お客さまの人生に物語を、社会に豊かさをつくっていく企業を目指し、常に変革と新たな可能性に向けて挑戦をあきらめない姿勢で取り組んでまいります。
今後とも、変わらぬご支援、ご愛顧をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。

2025年11月


















