皆さまにおかれましては、平素は格別のご支援をたまわり厚くお礼申し上げます。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への
移行により経済活動の正常化が進み、緩やかな回復傾向にあります。
一方で、世界的なエネルギー
価格や原材料価格の高騰、為替相場の変動等により消費者物価は上昇し、依然として先行きの
不透明な状況が続いております。
靴業界におきましても、原材料価格、商品仕入原価の高騰等により厳しい経営環境が続くなか、 外出機会の増加等により需要は回復基調となったものの、商品価格の上昇に伴い、高付加価値 商品と値ごろ感のある商品への消費の二極化傾向が顕著となりました。
このような環境のなか、当社グループは3ヵ年の中期経営計画(2023年度から2025年度)に基づき、 抜本的な構造改革による収益性の改善とデジタルデータの利活用による顧客経験価値の高いビジネス モデルの構築を重点課題に掲げ、ブランドごとのコンセプトやペルソナを明確にし、お客さまのニーズやライフ スタイルの変化に適切かつ迅速に対応した商品・サービス等を提供することで、実店舗とEコマースのどちら でも、お客さまとの価値共創やお買い物ができる環境整備に取り組んでまいりました。
外部環境の変化が激しく、将来を見通すことが困難な時代ですが、中長期の視点から事業を捉え直し、 その中で果たすべき役割、あるべき姿を描き、その実現に向けた取り組みを着実に推進し、従業員 一人一人の成長をとおして、持続可能な社会への貢献とお客さまに信頼される会社を目指して「変革」 に臨んでまいります。
今後とも、変わらぬご支援、ご愛顧をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。

