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REGAL｜スタイリスト船戸唯さんに学ぶ秋のシューティスタイル
この秋におすすめするREGALのアイテムは、シューズとブーティを掛け合わせたデザインのシューティ。
デザインだけでなく、カラーや素材のバリエーションも豊富に揃いました。
着こなしの幅を広げてくれる、少し個性的なアイテム。
スタイリストの船戸唯さんに、気負わずお洒落に見せるスタイリングのヒントを教えていただきました。
メタリックカラーを同系色でまとめて
STYLING POINT
ベージュのチノパンと色のつながりを意識しながら、少し遊び心のあるグリッターカラーを合わせました。ベージュを基調に色をつなげているので、グリッターカラーも悪目立ちせず、コーディネート全体に自然と溶け込んでいます。
スクエアのつま先がスタイリッシュなシューティ。華奢なストラップが女性らしさを引き立てます。クッション性の良いインソールが軽やかな一歩を叶えます。
カラーをつなげてまるでショートブーツのように
STYLING POINT
黒のソックスで靴との色をつなげることで、ブーツのようなシルエットに仕上げました。ブーツほど重くならず、パンプスやサンダルよりも季節感を取り入れられる、おすすめの合わせ方です。気温が安定しないこの時季は、さっと羽織れるアイテムを腰に巻いておくことで、利便性とおしゃれ感の両立を意識しています。
シーンを選ばないシンプルなデザインは、オンオフ問わず活躍してくれる頼れる一足。安定感のあるブロックヒールが快適な一日をサポートします。コーディネートに程よい遊び心を加えてくれるバイカラーも魅力です。
柔らかなトーンにスパイスを効かせて
STYLING POINT
白のワンピースに、すっと馴染む淡いベージュを合わせました。上下をやわらかなトーンでまとめているので、腰にGジャンを巻いたり、黒の大きめバッグや赤いキャップを取り入れて、全体を引き締めています。ぼやけた印象にならないよう、カラーや質感でバランスを取ったスタイリングです。
ニット素材の柔らかな印象を、丸みを帯びたアーモンドトウが引き立てる優しい雰囲気のシューティ。デザイン性に加え、ニットならではの伸縮性でさっと脱ぎ履きできるのも嬉しいポイントです。
ベーシックカラーを軸に落ち付きのあるスタイル
STYLING POINT
スカートのダークブラウンとの色繋ぎを意識しました。スカートのシルエットや揺れ感を同色のシューズが引き立たせてくれています。ブラウン×ネイビー×グレーといった定番カラーの合わせですが、それぞれの素材感も活かしながら組んだスタイリングです。
マニッシュな印象のレースアップシューズも、ヒールアップすることでぐっとエレガントに。パンツにもスカートにも相性のよい、一足は持っていたい実力派のアイテムです。
シューズは、スタイリングにおける“縁の下の力持ち”のような存在だと思っています。決して主張しすぎるわけではありませんが、実は最も大切な要素のひとつ。靴のバランスが崩れると、「なんだか決まらない」「少し違う気がする」と感じてしまうことも多いものです。
スタイリング全体に言えることですが、私は特に洋服（とくにボトムス）とシューズの色のつながりを意識しています。今回の4つのスタイリングに限らず、日々のコーディネートでも常に心がけているポイントです。
一方で、靴を主役にしたいときは、上半身の色を靴以外のトーンでつなぐことで、自然と視線を足元に集めるようにしています。シューズと全体の関係性をどう組み立てるか――そこに、スタイルの完成度が大きく左右されると感じています。
Stylist／ Yui Funato