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All About SHETLANDFOX |オーセンティックなデザインに宿るスピリット「インバネス」。

2022.07.06
    • フェードあり

時間の流れに左右されない普遍的な価値を創造するSHETLANDFOX。 2009年のブランド再スタート時からほどなく、 「オーセンティックで飽きのこないデイリーユースに履ける靴」を見据えて作られたのが インバネスというシリーズです。


 


まず挙げられるのは、ある種「SHETLANDFOXらしさ」を潜めた限りなくベーシックなデザイン であること。ですが、この靴のディテールに注目してみると、SHETLANDFOXブランドならではの細やかなこだわりを見つけることができます。

 




爪先を短く厚めに設計し、トウスプリングを上げて(床面から靴の爪先部分の高さを出すこと)若々しさを表現、それにより靴に躍動感を持たせています。コバの出し方で靴の印象は変わりますが、インバネスはコバの幅を狭くすることで無骨さを和らげました。 あえてシャープさを削ぎ落とした、丸みを帯びふっくらとしたシルエットは、緩やかな曲線を描き柔和な印象を与えます。ロングノーズが人気を博した頃、逆に異彩を放っていた存在です。

 


アッパーの素材にはアノネイ社のボカルーを採用。グッドイヤーウエルト式製法に適したしっかりとしたハリとコシのあるフルグレインカーフで、特にブラックは深い黒味が特徴です。

 

 


 


SHETLANDFOXに欠かせない要素であるフィッティングは、木型の内踏まずの部分を上の方から削り落とし、外踏まず部分も大きくえぐることでかかとのおさまりが良くなり、足が外側へ流れるのを防ぐ工夫が凝らされています。ふっくらとした見た目に相反して、足を入れるとアッパーに余計な隙間をつくらず、自然に足に寄り添います。

 

 

 


 


インバネスは一度は市場からその姿を消したものの、より実用性のある靴として、2020年に日比谷OKUROJI店リミテッドで復刻を果たしました。

あらゆる路面状況でもカーフスキンの良い靴を履きたい、というお声を具現化し、革底からダイナイトソールに仕様を変え、履く人の日常に寄り添う形へと生まれ変わりました。旗艦店ならではこそのリミテッドモデルです。

 

 


「インバネス」は3型を展開、SHETLANDFOX 日比谷OKUROJI店限定で店頭にて発売中です。

 


インバネス 日比谷OKUROJI店リミテッド

ロングヴァンプ
544F SF ブラック/ダークブラウン¥50,600(税込)
ロングヴァンプ(キャップトウ)
545F SF ブラック ¥50,600(税込)


※記事の内容、商品スペック、価格等の情報は掲載時点のものです。

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